理化学研究所が毛包器官再生医療の非臨床試験開始

理化学研究所が毛包器官再生医療の非臨床試験開始

2018年6月4日(月)、理化学研究所が、毛包器官再生医療の臨床研究の前段階である非臨床試験の開始を発表しました。

今回発表された毛包器官再生医療ですが、なんと、髪の毛の元となる『毛包』を大量に作る技術のようです。

以下、理科化学科研究所PDF資料より引用

毛包再生医療では、AGA 患者を対象とする治療から開始することを想定しています。
その後、女性型脱毛症や瘢痕性脱毛症や先天性脱毛症の患者を対象とした開発を進める予定にしています。
AGA 患者自身の正常な後頭部頭皮から採取した毛包から、標準作業手順書(SOP)に定められた方法に従って、上皮性幹細胞と毛乳頭細胞、色素性幹細胞をそれぞれ取得して培養します。
生体外で培養、増幅後、それぞれの細胞を回収し、新規再生毛包器官原基製造法を用いて再生毛包器官原基を製造します。
この再生毛包器官原基には、毛穴製造用のナイロン縫合糸が挿入されており、発毛を可能としています。

これまでAGA(男性型脱毛症)の治療と言えば、外用薬や内服薬での治療が一般的で、近年の薄毛治療では、患者自身の毛包(グラフト)を採取し、薄毛箇所に移植する『自毛植毛』が注目をされていますが、今回発表された再生医療が実用化されると、採取するグラフト数も限りなく少なくなり、患者への負担もかなり軽減するのではないでしょうか。

2018年中には安全性試験を終了する予定との事なので、この技術が実際の医療現場で採用されるのも、割とすぐそこ!?かもしれません。