自毛植毛のメリットやデメリット、費用は?

自毛植毛のメリットやデメリット、費用は?

2018年現在、自毛植毛は、薄毛の治療方法において、その効果・コストパフォーマンスで世界的にも注目を集めています。今回は『自毛植毛って何?』『どんな治療内容なのか?』という事について書いてみました。(2018年1月時点)

目次(全5項)

1:そもそも、自毛植毛って何?

自毛植毛とは、自分の健康な髪の毛を採取し、薄毛箇所に植えていく治療方法です。
私の場合もそうでしたが、一般的には、男性ホルモンの影響を受けにくい後頭部や側頭部の毛髪を採取し、利用する事が多いようです。
採取した箇所からは、髪の毛が生えてくる事はありませんので、
『採取した箇所がハゲるのでは!?』と心配になる方もいるかもしれませんが、特にFUE(メスを使わない治療)の場合は、地肌が目立たないよう、均一に毛髪を採取していくので、手術後に坊主(1cm未満とか)にしたりしなければ、地肌が見える事は、ほぼないと言われています。

2:具体的にどんな治療方法があるの?

自毛植毛治療には、一般的に大きく分けて、下の3種類の治療方法があります。

治療その1:FUT(ストリップ法)

FUTとは、フォリキュラー・ユニット・トランスプランテーションの略称で、後頭部の頭皮を塊で切り取り、そこから1本1本の毛を手作業で採取していく方法です。
皮膚ごと切り取りとる治療方法なので、FUEと比べると、どうしても傷跡が目立ってしまう可能性が高くなるのが特徴です。

治療その2:FUE(手作業の場合)

FUEとは、フォリキュラー・ユニット・エクストラクションの略称で、メスを使わず、専用の細いパンチで1本(1毛包)ずつ採取していく治療方法です。
一般的には医師の手作業で治療を行い、上記のFUTに比べると、手術後の傷跡は目立ちにくいと言われています。
ただし、人の手による作業ですので、クリニックの技術次第では、毛根切断率が高くなってしまい、せっかく採取した髪の毛がドナーロスとなってしまう事もあるようです。

治療その3:FUE(ロボットの場合)

上記の手作業を、植毛ロボットが行ってくれる、世界的に注目されている最新の治療方法です。
一般的には、ARTAS(アルタス)という植毛ロボットが有名で、搭載したカメラを使い機械的に計算しながら髪の毛を採取していきます。
特徴としては、『採りムラ、採りすぎがなくなる』『毛根切断率の低下』『生着率のアップ』などが挙げられています。
ちなみに私は、ARTASの上位機種である『ARTAS9x』を使っての治療を選びました。

3:自毛植毛のメリット、デメリット

メリット

『ランニングコストが、かからない』
育毛剤や発毛剤を使用しているときは、毎月のようにお金を使っていて、『いつになったら生えてくるのか?』『いつまでお金を使うのか?』といった不安がありましたが、自毛植毛治療を受けてからは、市販されている育毛剤や発毛剤を買う必要がなくなりました。

『精神的に楽になった』
自毛植毛手術をうけてからの、最初の1ヵ月間は、頭皮のカサブタ、頭皮の張り、痒み、ショックロスなど、色んな事が起こるので、多少の不安はありましたが、2ヵ月目以降は、毛が生えてくる様子が目に見えて分かったので、それと同時に徐々に不安も少なくなっていきました。

『費用対効果が高い!』
自毛植毛の特性上、治療方法やクリニックの技術、設備にもよるかと思いますが、私個人の感想としては、より早く、根本的な解決を目指すという意味では、どの薄毛治療よりも圧倒的だと思いました。
なぜなら、カツラや専用フリカケでは根本的な解決にはなりませんし、発毛剤・育毛剤、サプリメントだけでは、十分な効果が得られない場合もあると感じていたからです。
事実、短期間で『頭の印象が変わっている』これが全てかと思います。

デメリット

『治療費用が高額』
現在考えられる薄毛治療の中では、もっとも高額な治療法ではないでしょうか。
以前よりも相場は安くなっているように感じますが、それでも何十万円~というのが普通のようなので、ある程度の覚悟が必要になってくるかと思います。

『術後2週間程、傷(カサブタ)が目立つ』
私の場合もそうでしたが、術後2週間は、傷跡やカサブタなどが目立っていました。
特に会社員の方で『絶対に知られたくない!』という方は、まとまった休みが必要になるかもしれません。
ただし、髪形(隠し方)で違和感なくセットができる場合は、手術翌日からでも出社は可能かと思います。また、クリニックによっては術後用の部分カツラなど、用意している所もあるようです。

『坊主にできない』
坊主(1cm未満)にすると、少なからず採取部(頭皮)が見えてしまうので、『どうしても坊主にしたい!』という方にはあまりお勧めできません。

4:どのくらいの期間で生え揃うのか?

個人の体質や生活習慣、術後の複合治療の内容にもよるかと思いますが、一般的に、ある程度太い毛が生え揃うまでには6ヶ月~1年かかると言われているようです。

私の場合は内服薬・外用薬を毎日使用し、1ヵ月目に移植した髪の毛が、一度抜け落ち、2~3ヵ月目頃から、これまでに見られなかった産毛が生えてきました。

5:自毛植毛治療にかかる費用は?

自毛植毛と聞くと、どうしても『高額』というイメージあるかと思います。
高額とは言え、どのくらい高額なのか?もしかしたら、人によっては『まったく高額だとは感じない』という方もいらっしゃるかと思います。

基本的に、ほとんどのクリニックが、移植する株数(グラフト数)で治療費を算出している為、薄毛(移植したい箇所)の範囲が広くなる程、金額もあがる事になります。
私の場合は、複合治療(自毛植毛+投薬)を選択した為、その分の料金もプラスとなりました。

具体的なグラフト数換算での金額ですが、東京都内にある大手クリニック(FUE専門)が、1グラフトあたり1,200円(税別)前後でやっていますが、仮にこちらで1,000グラフトの移植を希望した場合、それだけで1,200,000円(税別)が必要と言う計算となります。

この金額は、グラフト数のみで算出した金額ですので、一般的には、この金額から、さらに基本料金、血液検査代、その他が加算される事となります。
ただし、ほとんどのクリニックで『モニター割』『各種キャンペーン』を行っていますので、その内容によっては金額が大きく変わる事もあるようです。

ちなみに、都内大手の料金比較表(2018年版)を作ってみましたので、ご興味があればご覧ください。